その頃、ファンタスティポー1の忍び、コウガがみんなの元に向かっていた。
コウガは実のところ伊賀忍者である。そう伊賀忍者コウガ!
コウガという名前から伊賀忍者界から追放されていた。
また、忍術を使えることから、世間からは詐欺師と訴えられ、最近まで牢獄にいた男だ。
この旅にはサプライズで後から登場することになっていた。
そろそろ旅館「鬼」に着く頃だ。
にしても、「鬼」というネーミングセンス鬼だな。
ん?
到着したが、まるで廃墟ではないか。みんなここに本当にいるのか。
??
遠くでなにか聞こえる!!!
「カスババア、騙しやがったな!このカスババア!!」
これは間違いなく達也の声だ!
「ポタージュを飲むときは、自分の家族でも疑いな!じゃ!ってことわざしらないのかじゃ?坊や!」
この高音ソプラノハスキーボイス!だれだ!!
話からして、メンバーはポタージュを飲んだのか。。。まずいな。
コウガは特性ポタージュをみんなにご馳走しようと考えていた。
とにかく行ってみよう!
カスババア「ボウヤもおとなしく、気を失いなじゃ!」
達也「俺にはなにもない。カンフーも使えなきゃ、ケンポーも使えない。どうすりゃいいんだ。あのカスババアをどうにかして、早くみんなをどうにかしないと。。。。くそ!!」
(。。。。。を。。つ。え。)
達也「ん?」
(タツヤ。。を つかえ)
達也「じっちゃんの声が聞こえる。でも上手く聞き取れない」
カスババア「ボウヤ!!くらいなじゃ!!」
熱々のポタージュを撒き散らしてくる!!
達也(く!!このままでは近づけない。。。)
(達也!とんちを使え!!!)
達也「そうか!!カンフーもケンポーも使えない僕はとんちを使えばいいんだ!!じっちゃんありがとう!!」
達也「ポタージュは誰もが喜ぶメニュー、それをこんな使い方をして。。。。許さん!」
達也(考えろ、考えろ、熱々のポタージュどうすれば攻略できる!!)
カスババア「熱々のポタージュ!いかがかな!?じゃ!!!」
熱々のポタージュであたりが噴火口のマグマのように見える。
どうすればいいんだ。。。
「俺の中の一休!出てこい!!とんちをくれー!」
達也「ん?カスババアの髪はソバージュ。ソバージュとポタージュ。何か繋がりがあるかも!」
カスババア「大人しく飲みやがれじゃ!!」
大量のポタージュが逃げ場をなくす。それは同時にカスババアの動きも止めることを意味する。
達也「ソバージュとポタージュ。ソバージュとポタージュ。」
「ソバージュとポタージュをコラージュ!!!!これだ!!!」
達也はカスババアの膝をかっくんしてカスババアのソバージュをポタージュに浸した。
そして、そのポタージュソバージュを旅館の虎の屏風に版画のように叩き込んだ!!
達也「これでコラージュの完成だ!!」
カスババア「ぼうやありがとうじゃ。答えがみつかったじゃ。わしは先代からいつもポタージュとソバージュの関係性を問い詰められておったじゃ。わしは誰もが喜ぶメニュー「ポタージュ」と誰もがあこがれるヘアスタイル「ソバージュ」の関係性なんて有るわけ無いと思うておったじゃ。しかし、先代にそのことは話すと、先代は怒っていつも体罰を受けておったじゃ。。。。その経験から自分で見つけた答えがポタージュを撒き散らす。だったんじゃが、本当の答えが見つかったじゃ。ありがとうじゃ。」
カスババアは涙を流している。美しくみえた。
パチパチパチ
スローテンポの拍手が近づいてくる。
コウガ「たっちゃん、見事だ。俺が手を貸さずによくここまでたどり着いたな。」
達也「こうちゃん、やっぱりきてくれたんだ!」
コウガ「あたぼうでやんす!それより俺もポタージュもってきたんだ!みんな起こしてパーティの再開だ!!!」
達也・カスババア「ポタージュはしばらくいいや^^;」
コウガ「なんだとー!!!」
達也とカスババアがその場から笑顔で逃げる。
コウガ「まてー!!」
楽しそうに追う。コウガ。
時期にメンバーも回復して、
いつのまにかパーティはもう再開しています^^
fin