カリフォルニア!最高だ!!

その頃カリフォルニアでは。。。。

足早に歩き出す父さんに

文明「父さん!Wait!」

カリフォルニアにいるからだろうか、つい調子に乗ってしまう。

父「What’s!?」

ファーダーも完全に調子にライドしている。

それに気づいた美智也と榎戸は

Enokido-boy「カリフォ〜ニャ〜!」

Michiya-boy「キャリフォルニア〜!!!」

榎戸はいつもの事だが、クールな美智也まで「カリフォルニア」の事を「キャリフォルニア」とハイテンションで叫ばしてしまうこの空気!!

カリフォルニア!やっぱり最高だ!!!!!

「キャリフォルニア~!!」
「カリフォ~ニャ~!」
「エスパ〜ニャ〜!!」

ハイテンションでしばらく騒いでいると、遠くから駆け足で男が近づいてくる。

父さん「ポリスだ!!静かにしろ、お前達!」

担任の井上先生だった。

井上先生「お前達、何してたんだ!!みんな探してたんだぞ!!」

口調こそ強めだったが、井上先生は安心した表情で僕たちを眺めていた。

近くのバス停まで先生と話しながら歩き、ホテル リバーサイド(豆高が宿泊するペンション)行きのバスにのった。

無事リバーサイドについた僕らを待っていたのは、現地のハイスクーラーと交流を深めるための食事会だった。

先に来たクラスメート達はすでに打ち解けており、みんな楽しそうに現地のハイスクーラーお手製のカリフォルニアロールを食している。

僕たちはというと、、、、

「hey!!Crazyboyz!」

2mはあるだろうか、高校生とは思えないムキムキな体つきで全身タトゥが入った男達が、鋭い目つきで近寄ってきた。

みんな避けていたんだろう、誰とも交流していなかった現地のBe-bopハイスクーラーだ!!

父さん「主役のお出ましだな。」

父さんは格好つけていたが、ビビっているのが丸わかりだ。膝がMCハマーの踊りみたいな震え方をしている。

Be-bopハイスクーラーが近づくにつれて、膝がMCハマー度を増していく!!!

Be-bopハイスクーラー「Wao!」

急にBe-bopハイスクーラーの目つきが変わった。

僕は何が起こったのかわからなかった。

リズムを取るbe-bopハイスクーラー。

そして踊り出す!

踊っているbe-bopハイスクーラーの迫力は凄まじかった!

激しいダンスによってタンクトップがめくり上がった。

ん!!?

そこには「respect MC Hammer」と彫られたタトゥが!!!

この夜、父さんがBe-bopハイスクーラーとマブダチになったのは誰もが知っている話となった。

食事会はダンス大会と変わり朝まで続いた。

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